2012.05.11

読解・作文トレーニング6年生―論理エンジン 出口汪著 水王舎

読解・作文トレーニング6年生―論理エンジン/小学生版 よみとり かきかた読解・作文トレーニング6年生―論理エンジン/小学生版 よみとり かきかた
出口 汪

水王舎 2005-04
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中学受験には二つのルートが存在します。

1)適切な塾に通う
2)家庭教師を雇うなど、個別指導

という程度でしょうか。
まぁ、ボクは国語の講師ですので、その他の科目のことはなんとも言えません。「教材」という観点から、この二つについて語りたいと思います。

1)適切な塾に通う
→入試問題は年々長文化しています。それに対応したテキストはなかなか存在しません。ボクもそれほど多くのテキストを用いたわけではありませんが、たとえばサーパスという問題集はかなり骨のある長文を数多く扱っています。こういうテキストを適切な講師の元で学習すればかなりの力がつくでしょう。

 オリジナルテキストを使っている塾もありますが、著作権の問題をクリアしていない可能性もあるため、注意した方がいいです。

2)家庭教師を雇うなど、個別指導
→一斉授業ではないために、生徒の実力やゴール(入試本番)を想定して学習できます。まずは各校の過去問を集めることです。販売されている場合もありますし、学校の説明会でもらえたり、直接訪問してもらえたりします。それをテキストにしましょう。
 ただ、それだけでは問題量が少ないです。となると、別のテキストが必要となります(残念ながら、サーパスは塾用でしか出版されていません)

…ということで、今回紹介するのは、論理エンジンをもとにした中学受験用の国語問題集です。著者はおなじみ、東進ハイスクール講師、出口汪先生。具体的な構成としては…

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2012.04.07

受験国語の読解テクニック

受験国語の読解テクニック 新装版 (有名中学合格への近道)受験国語の読解テクニック 新装版 (有名中学合格への近道)
竹中 秀幸

文英堂 2011-01-10
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ここ最近、ずっと古文や漢文の参考書の紹介をしていたので、現代文の参考書も。
現代文の力というのは、大きく分けると次のように分けられます。

1)漢字や背景知識の力
2)読解のための国文法やルールを把握する力
3)解答作成能力

現代文や国語の時間というのは、こうした力をいっしょくたにして学習させるため、自分に何が足りないのかわからなくなり、同じ日本語なのによくわからないという状態になることが多いです。

今回は。2)読解のための国文法やルールを把握する力を養成する参考書の紹介です。

ボクが学生の時、現代文の授業で、

「はい、大切なので線を引くこと」

とよく先生が言っていました。その行為自体は効果があると思うのですが、

なぜそこに線を引くのか???

という疑問がずっとありました。かなりの量をこなし、自分なりの読解の仕方が身についてくると、「線の引きどころ」はわかってきます。ただ、かなりの量です。そうした、ボクのかつてのムダな努力を回避させてくれる参考書が本書です。「線の引きどころ」を教えてくれます。

中学受験生用ではありますが、高校受験生や大学受験生にも使って欲しい一冊です。

構成は以下の通りです。

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2012.03.26

読解・作文トレーニング小4




【 テキストについて 】

出口汪氏の「論理エンジン」の小学生版です。中学受験生は出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編が終わったら、このテキストに進みましょう。
 
出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編は対話形式と共に、別冊の「答えとくわしい考え方」がありましたが、こちらは演習編のため、解説は必要最小限のものしかありません。ただし、演習編だけあって問題のページ数が181ページと、かなりの量です。
 
とはいえ、同じ文章をちがった問題形式で出題したり、様々な角度から何度も学習したことを復習させる、問題配置の仕方はよくできています。
  
合計八章からなり、各章が5ステップで構成されています。各章は次のようになっています。
 
 第一章 一つの文の成り立ち
 第二章 言葉と言葉、文と文のつながり
 第三章 書くことの第一歩
 第四章 登場人物の気持ちを読み取る(1)
 第五章 すじ道を理解する
 第六章 登場人物の気持ちを読み取る(2)
 第七章 ひゆ・ぎ人法と詩・きゃく本
 第八章 四年生の復習
 
出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編を使用した小学生であれば無理なくすすめられるはずです。とはいえ、やはり解説が少ないために、つまづいた所を「なぜそれではだめなのか」と答えられません。自学自習をするには少々難があるので、お父さんやお母さんが一緒についてやる必要があると思います。それが出来ない場合は思い切って家庭教師などの指導者に頼んでみるというのも一つの方法でしょう。
 
 
【 使 用 方 法 】

まずは解説や問題文を音読しましょう。解説ははじめの時点では何を言っているのかわからないかもしれません。当然、初めて出てくる言葉の使い方に戸惑うこともあるでしょう。でも、それは問題演習を通じて体得していきますので、気にしなくてもいいです。
 
解説を音読する目的は、「これから何を学習するのか」ということの意識付けです。それができれば大丈夫です。ボクは実際に生徒に教える場合、解説の音読の後、具体例を用いながら簡単に補足説明をしています。
 
さて、問題文の音読です。これは最低2回は行いましょう。音読の大切さとその効用はここで改めて詳述しませんが、実際に生徒とのやり取りで思うのは、
 
 1)音読をすることでその子の詰まっている所が明らかになる
 2)音読がすらすらと出来ない状態では問題は解けない

といった所です。黙読では、指導者も問題の○×に終始せざるを得ません。ところが、音読をさせることによって、単語の意味がわからないのか、文節の切り方がわからないのかといったことが明らかになります。そうすることで、その子の弱点を指摘し、修正していくことが可能となります。読解・作文トレーニングは、たとえ○×に終始してもそれなりの効果が得られるよう作られてはいますが。

読解・作文トレーニングで取り上げられている文章はどれも名文であり、該当する学年のお子さんには是非読んでおいてもらいたいものです。できる限り、その全てを理解してもらえれば、今後の読書につながっていきます。

あと、出口汪の新・日本語トレーニングとは異なり、解答が別冊になっていないのが難点です。思い切って切り取って、ホッチキスで止めるなどして用いましょう。
 
では、まとめます。
  
 1)解説文と問題文を音読(問題文は最低2回)
 2)問題を解く
 3)解答、解説で答え合わせ
 4)解説文と問題文を再度音読
 
以上をステップごとに繰り返していきます。各章のステップ5はその章のまとめなので文章が長いですが、頑張って音読していきましょう。
 
一日1ステップ進めるとして、五日で一章分ができます。残りの二日は復習としてそのステップの文章を再度音読しましょう。そうすると、約二ヶ月で終了することになります。
 
そして、復習として一日2ステップを目標に二回転目に入りましょう。最初は出来ていなかった問題が解けることが実感できるでしょう。二回転目は約一ヶ月で終了しますから、計3ヶ月で終了することになります。


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読解・作文トレーニング―読む力・書く力をぐんぐんのばす (4年生) (論理エンジン/小学生版)
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