2012.06.07

ドラゴン桜(5) 三田紀房 講談社

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三田 紀房

講談社 2004-10-22
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今回もドラゴン桜の紹介です。カテゴリにも入れましたが、ちょっとしたシリーズ化ですね。前回もお伝えしたように、国語について言及されている巻を紹介したいと思います。

第四巻のヤマは川口先生と井野先生の対決がメインでした。その後、静かに、そしてもったいぶって登場したのが国語の芥山先生。名前の通り、まったく芥川竜之介そっくりないでたちをしていらっしゃいます。長年、中二病をわずらっていらっしゃる模様で。数学・英語ときて、どんな先生が登場するのかと思いきや…。「リアル受験マンガ」であると言いましたが、講師陣はかなりデフォルメされています。

そんな重度の中二病患者、芥山先生の授業内容とは…

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まず、教科書の国語はつまらないと切って捨てます。名作と呼ばれるもののなかにはもっとドロドロとしたものがあり、そうしたものを読んでいくことで読書力を鍛えていこうというものです。従来の教材に対する批判、国語のもっている「つまらなさ」に対するアンチテーゼではあります。ただ、それはあくまで生徒を「読書」に向かわせるための方便。読解力がつくか、入試問題を解けるかというとまた別問題です。ただ、それまで読書をすることのなかった生徒に読書をさせたと言う意味で、この指摘は面白いと思います。

たんなる「つかみ」でしかないのですが、その「つかみ」が印象的でした。

では、その「つかみ」を経て、実際にはどのように読解していくのか?
ようやく「読書」に向き合うようになった生徒を、あえて外に連れて行きます。そこで周りの風景を見ながら、「読むこととは何か」を説明していきます。このあたりの誘導も面白いですね。

「つかみ」はうまくても、その後が続かないというのが。実際の授業ではよくあります。「つかみ」は「つかみ」でしかないのであって、そこから実際の授業への接続がむずかしい。「なんだ、結局、気を引きたいだけなのか。いつもの『国語の授業』じゃないか…」という生徒の思いはすぐに伝わってきます。「つかみ」というのは効果的ではあるものの、その後の接続をしっかりと考えないと毒になってしまう可能性があります。

「読む」ということを、日常生活の中で考えさせてから実際の東大の問題を解いて行きます。とはいえ、まだまだ受験勉強をはじめたばかりの生徒たち。解けるわけはありません。そこで用意されたのが、帰国子女用の論文入試問題。この問題にとりくむことで、「読む」「考える」「解く」ということを、東大が求めているものを体感させます。どのような問題が出たのかというのは、実際にマンガを手に取ってみて下さい。

ちなみに、やはりまだ講師陣の設定がぐらぐらしているようで。この巻ではありませんが、第四巻で芥山先生について、つぎのようなことが語られています。

桜木 当面は英数を中心にいこう あとは国語だが…
柳  ん ここ数日中には 着任すると 連絡を受けているんだが
井野 ずいぶん もったいぶるじゃない そんな実績がある人なの?
桜木 ああ…実力のほうは 問題ないんだが
(『ドラゴン桜』第四巻)

で、芥山先生の登場で第四巻が終わります。桜木はその後に何を言おうとしたのか? 容姿のことはさておいても、授業内容ということだろうか? なんてことを思っていたら、

桜木 お…おい… 大丈夫かよ そんな教え方で…
(『ドラゴン桜』第五巻)

…えぇ!! 授業内容知らなかったの?? じゃあ、四巻でのあの幕引きは?
ということで、やっぱり初めのうちは先生たちに伏線を張っておいて、その後に回収しようという予定だったようです。結局、回収されませんでしたが。

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