2012.05.28

史記 横山光輝著 小学館文庫

史記 全11巻セット (小学館文庫)史記 全11巻セット (小学館文庫)
横山 光輝

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以前、漢文の背景知識を仕入れる目的で

ものがたり史記 陳舜臣著

を紹介しました。同様のものでなにか…と考えていると、ありました。
著者は大御所漫画家、横山光輝。『三国志』の著者としても有名ですね。「あの絵」で司馬遷の『史記』という長大な物語を漫画化しています。

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ものがたり史記と異なるのは、司馬遷の生い立ちや史記の成り立ちから物語を始めているというところ(ものがたり史記は最後の締めくくりのエピソードとして紹介しています)。伯夷叔斉の物語に代表される、殷や周のエピソードが書かれず、戦国時代の管仲のエピソードから始まっている点も異なります。

伯夷叔斉の兄弟の話はボクは、高校の教科書で読んだのを覚えています。だからでしょうか。『史記』の始まりといえば、この兄弟の話というイメージがあります。それはこの『史記』では描かれていません。殷や周の話は、別の『殷周伝説』というシリーズで描いているので削除したのでしょうか(とはいえ、あちらにも伯夷叔斉の兄弟は出てきませんが)。

もしそうだとしたら、『史記』の他に『項羽と劉邦』というシリーズも横山光輝さんはかいていらっしゃるので、そのエピソードは削除する可能性もありました。けれど、本書ではきちんと描かれています(細部でいろいろとエピソードは異なります。張耳と陳余の『壊れた友情』のエピソードや陳平のエピソードは『項羽と劉邦』ではさらっとふれられた程度です)。その辺りのカットの具合がものがたり史記とは異なっていて楽しめます。

それぞれのエピソードはたいへん面白く、読みやすいです。ただ、マンガとしてのおもしろさ、読みやすさを追求したために、時代があちこちに飛んでいます(まぁ、『史記』そのものにそのような性格があるのでしょうが)。ただ読み流すだけなら、「へぇ、そんなエピソードがあるのか」程度ですむのですが。

もしエピソードを有機的につなげて楽しみたいという場合は、巻末に簡単な歴史年表があるので、それを活用すればいいでしょう。各巻で扱っているエピソードに関連する事項が分かりやすくまとめてあります。

…ちなみにボクは文庫版ではなく、新書サイズで出版されていた時期のものを持っています。文庫版よりも大きいので読みやすいのですが、新書サイズにしては分厚いのが玉にキズで…。

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