2012.04.30

オーディオブックのすすめ

現代文であれ、古文であれ、漢文であれ、文章を音読することはたいへん重要です。
黙読だと「いいかげん」になっていた「読み」が、音読をすることによって明確になるからです。
なんどもなんども音読をすることで、

内容に関する記憶の定着
文章の論理展開の定着

をはかることもできます。
音読を「する」側ではなく、「させる」側にも効能があり…。

ボクは、塾の授業で生徒の学力をはかる一つのものさしとして、音読を用います。
音読を聞いていると、その生徒のだいたいの学力がわかります。
また、どの漢字が読めないのかということが具体的にわかります。

では、うまく音読をするには、どうすれば良いのでしょうか。

学校や塾の授業での先生の音読に耳を傾ける
プロの朗読を参考にする

といった所でしょうか。
声優やアナウンサーになるわけではないので、滑舌(かつぜつ)を良くする必要はありません。「学力」という観点からいうと、「耳」を鍛える方が有効です。

たとえば、オーディオブックを活用するのも一つの手です。題材は自分が親しみやすいもの。『走れメロス』なんていかがでしょうか。短いものですし、プロの朗読だと30分程度で終わります。ボクが活用していたのは

走れメロス


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朗読していらっしゃるのはNHK大河ドラマ『翔ぶが如く』で出演およびナレーションをしていらっしゃった草野大吾さん。落ち着いた低い声で語りかけて来ます。今はもうなくなってしまったのですが、新潮社のオーディオブックサイトがあり、そこの会員ならストリーミングでなんども聴くことができました。

オーディオブックサイトFeBeでは、その他にもロッキーやシェーンコップの声でおなじみの羽佐間道夫さんやガトー少佐の声でおなじみの大塚明夫さんなど、様々な声優やナレーターが『走れメロス』を朗読していらっしゃいます。

こうした作品が500円程度で購入できてしまうのは、すごく便利になったなぁ…という印象です。むかしはCDブックとして3000円ほど出さないと買えませんでした。『走れメロス』以外にも様々なオーディオブックが公開されています。視聴もできますので、聴き比べてみてください。

ちなみに、姉妹サイト国語の勉強集中治療室では、中学国語の名作を読むと題して『走れメロス』を解説しています。よろしければ是非。

FeBe


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