2012.04.17

ものがたり史記 陳舜臣著

[オーディオブックCD] 陳舜臣 著 「ものがたり史記」(CD6枚)[オーディオブックCD] 陳舜臣 著 「ものがたり史記」(CD6枚)
陳舜臣

ことのは出版 2008-05-07
売り上げランキング : 1362398

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


以前、漢文の背景知識を仕入れるという意味で、

論語物語 下村湖人著

を紹介しました。読むのではなく、耳から聴いたほうがハードルが低いだろうということで、オーディオブックを紹介しました。数人の方から、他にはないのか? と質問を受けましたので、もう一つオススメを紹介します。それが、

ものがたり史記全話セット - 陳舜臣

です。著者は陳舜臣。タイトルに「ものがたり」とついているだけあって、司馬遷の書き記した歴史をいくつかピックアップして読みやすく(聴きやすく)してあります。

冒頭の伯夷・叔斉の話は、ボクが高校生の時には教科書で読んだ文章ですし、殷を周が倒す話も有名でしょう。臥薪嘗胆の話も、おおまかには知っていると思います。後半は、かつて司馬遼太郎の作品としてセンター試験にも出題された、項羽と劉邦の話です。

こうした話を、改めて耳から聴くと新鮮です。知っているエピソードでも、その周辺をきっちりと描かれているので面白いです。たとえば、「臥薪嘗胆」のエピソードで有名な、越王勾践(こうせん)につかえた范蠡(はんれい)のその後だとか、劉邦亡き後の漢の内紛だったり。

歴史好きが聴くにはなかなか良いものだと思いますが、このブログはあくまでも受験用のブログです。勉強に役立つものといえば、エピソードのあいまに「中国人の思考法とは…」だとか「中国人が好む人物というのは…」といった「常識」が語られる点です。

漢文が書かれた当時の常識を知っていると、文章を読むのがかなり「ラク」になります。

「いきなりなんでこんな展開になるの??」

というのではなく、

「あ、なるほど。こう来たら、多分この人は…」

と予測することも出来ます。本当に入試に取り上げられるような漢文は似通った話が多いですから。

問題は、少々お高いという点ですね。前話セットで\2,700。前回紹介した論語物語は、Febeというサイトで配信されています。Febeは「書籍と同じ価格で」というポリシーがあるので、比較的安価に買えます。有料の会員になるとさらに安い値段で購入することも出来ます。

ただし、この作品はitunes music storeで配信されているものです。文庫本と同じ値段とは言わないまでも、\1,000~\1,500くらいに値段を押さえて欲しかったです。それならもっと売れるのに…。(ただ、CD版は\10,500です。それに比べるとかなり安くなっています)

こちらは倍速版はありませんが、ipodの設定で速く聴くことはできるので、そこは問題ないでしょう。知らないことばや人名が多く出てくるので、何をいっているのかわからないというときには、書籍版を参考にすると良いでしょう。学習効果は高まります。

音声版(itunes music store)はこちら
↓↓↓
ものがたり史記全話セット - 陳舜臣

書籍版Amazonはこちら
↓↓↓
ものがたり 史記 (中公文庫)

書籍版楽天はこちら
↓↓↓
【送料無料】ものがたり史記


本ブログの記事が役立った方はクリックして応援をお願いします!
にほんブログ村 受験ブログへ

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
本ブログの記事が役立った方はクリックして応援をお願いします! にほんブログ村 受験ブログへ
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。