2012.04.12

トークで攻略 古典文法vol.1 望月光著

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望月 光

語学春秋社 2010-03
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さて、今回は

良い参考書なのに、使いどころがむずかしい

ものを紹介します。

予備校の授業をそのまま活字化した実況中継シリーズは、山口俊治先生の英文法講義の実況中継をはじめとしてブームを巻き起こしました。かつての予備校という空間は「門外不出の秘伝」を教える「閉じられた場所」でした。問題不出の秘伝を活字にして公開することは、かなりの勇気が必要だったと思います。

しかし、その公開は成功。さらなる「問題不出の秘伝」を求めて、受験生が予備校に殺到しました。ボクが受験生だったころの前後はそんな状況でした。実況中継シリーズの台頭とほぼ同時期に、旺文社の大学受験ラジオ講座の縮小化、撤退という流れがあったのは偶然ではないでしょう。

そんな、おっさんのノスタルジックな話はどうでもいいです。

大ヒットした実況中継シリーズにも、黒歴史ともいえる「月刊・実況中継」というのがあって…まぁ、その話も良いでしょう。そこまでいかなくても、ほぼ黒歴史化した商品があります。

それがCD教材のGOESです。実況中継の演習編という位置づけで、担当講師が音声で解説するという内容でしたが…どうなんでしょう。売れたのでしょうか。現役合格の風潮、有名予備校の衛星放送化推進もあって、おそらくあまり売れなかったのではないでしょうか(これはあくまでも推測)。

それが時を経て、復活したのがこのシリーズです。Web版としてデータ販売をしたのですが、書籍版としてさらに安価に提供されるようになったものです。

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問題編と解説編の二分冊になっています。とはいえ、解説のメインどころはMP3の講義部分ですから、解説編は予備校の板書のような位置づけとなっています。構成としては…

第1講 用言のポイント
第2講 過去・完了の助動詞
第3講 助動詞「る・らる」「す・さす・しむ」
第4講 推量の助動詞1
第5講 推量の助動詞2

です。各講はさらに二つに分けられています。

基本問題→純粋な文法問題
入試実践問題→長文読解問題

となっています。望月光先生の読解についての解説はなかなか貴重なので一見の価値があります。当然、基本問題の解説も定評のある望月光先生ですから安心できます。

ただ、問題は最初に述べたように「使いどころ」

もともとが演習編という位置づけですので、一から学習するには不向きです。最初の一冊としては、どれだけ解説がくわしくてもわからないことばかりで適切とは言えません。だからといって、演習編として用いるには少々問題が少ないです。ですから、たとえば、

望月光の超基礎がため古文教室(古典文法編)

基礎から学べる入試古文文法―代々木ゼミ方式 望月光著

と続けるのに不安がある場合、間にはさんでも良いと思います。ただ、古典文法にこれだけの参考書を費やして良いのか…という思いがあるにはありますが。予備校に行っていなかったり、学校の授業についていけなかったりするのであれば、これくらいの演習量は費やしても良いでしょうが。

望月光の超基礎がため古文教室(古典文法編)

本書の基本問題

基礎から学べる入試古文文法―代々木ゼミ方式 望月光著

本書の入試実践問題

という流れでも良いでしょう。良い参考書ではありますが、本当に使いどころを選ぶ参考書です。

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