2012.04.04

古文が宇宙語でなくなる日 吉川栄治著

古文が宇宙語でなくなる日古文が宇宙語でなくなる日
吉川 栄治

中道館 1990-01
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古文が苦手な人にとっては、

文法を覚えるのが面倒くさい

という所が一番の原因ではないでしょうか。

動詞の活用の種類だとか、活用形だとか、それで覚えることばっかり。入試は読解中心なのに、そういうのをセコセコ覚えていて大丈夫なのか? そんな思いを抱く人は多いと思います(結果としては覚えないといけないんですよ)。

そうした人のための福音書となるのが、本書です。
文法文法した解説ではなく、文章を解説しながら、必要な文法項目を押さえていくという流れです。高1からの望月古文講義の実況中継と同じようなスタイルです。

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【テキストについて】
 目次
 まえがき
 第一講 まず、つなぎの言葉から
 第二講 言葉は世につれ国につれ
 第三講 言葉のかたちはなぜ変わる?
 第四講 古文制服最大の難所、<助動詞>山脈!
 第五講 昔の「昔」は十六倍
 第六講 さまざまな未来
 索引
 あとがき

六題の長文問題を通じて、読解のための文法を学習していく参考書です。学校で古文の授業はあるものの、苦手意識があってしかたがないという人むけ。品詞の種類から、各品詞の解説・・・という文法参考書とは異なります。読解の上で何が必要なのかを重点的に解説しています。
 
こんなものは覚えなくてもいい、
これは覚えるべき

と明示されている点も学習者にとっては安心感を抱かせます。また、前回で学習した内容をさらっと次の回で問題として出題しているあたり、匠の配慮というべきでしょう。
 
「語尾がア段になるのは未然形しかない」(古文が宇宙語でなくなる日 p.22より)

といったような、独自の解説もあり(当たり前のようでいて、指摘されると「確かに」というものが多い)、なかなかにお得な一冊。

【 使 用 方 法 】
実況中継形式の参考書なので、授業を受けるつもりで取り組めば問題はないと思います。つまり、

・予習をする(問題文をコピーし、ノートに貼る。その上で問題を解く)
・授業を受ける(重要ポイント、未知分野についてはきちんとノートに書き留める)
・復習をする(ノートの見直し、および相当数の音読)

というあたりまえの事をあたりまえにやっていけば良いと思います。

かなりの読みやすさを誇る参考書なので(これで初版1989年というのは驚き)、
すいすいと進んでしまって、結局何も残らなかったということになりかねません。

ポイントは全てノートに写し取って、一度で吸収してしまおうという勢いがほしいところです。もう少し具体的に書くと、こうなります。

1)予習をする。問題はきちんと解く。自分なりの根拠を持って
2)本文解説を読む。重要ポイントはノートに書き写す
3)ノートをざっと見直し、本文音読を最低五回
4)次の講の予習をする前に、前回の復習。ノートをさらっと見直す程度でよい
5)予習をする(以下、1〜4と同じく)


1989年時点で実況中継式の参考書が出版されているのは驚きです。出版社の中道館さんが、他の科目でも同様の参考書を出版していれば語学春秋社になれたのに…と思うのはボクだけでしょうか。


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