2012.04.02

宮下典男 超初級わか〜る漢文

超初級わか〜る漢文―漢文嫌悪症候群の君に超初級わか〜る漢文―漢文嫌悪症候群の君に
宮下 典男

学燈社 1999-05
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大学受験のための漢文については大きく分けて二つの勉強法があります。

1)伝統的な句形暗記の学習
2)中国語文法を利用した理解中心の学習

どちらが良いのかということが長年議論されています。ボクの意見としては…

なにごとにも「絶対」がないように、勉強方法、参考書にも「絶対」がありません。生徒のタイプによって学習方法を選択すればいいのではないでしょうか。

というところです。

1)伝統的な句形暗記の学習
→「ここからここまで」と覚える範囲をきちんと決めて学習を進められる生徒
 理屈は良いから、最小限のことだけ覚えてドンドン文章を読んでいきたい生徒

2)中国語文法を利用した理解中心の学習
→「なぜその形になるのか」と理由がないと覚えられない、もしくは覚えるだけのモチベーションがわかない生徒

といった所でしょうか。今回紹介するのは、理解中心の学習をしたいという人のための初級の参考書です。構成は以下の通りです。

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ステップ1 漢文を読むための基礎の基礎の確認 これだけわかれば何とか読める
ステップ2 漢文を読むためのあと一歩 これだけわかればもっと読める
ステップ3 漢文を読むための得々ポイント ここまでわかれば楽々読める
文法のまとめ

見開き二ページで一つのテーマを完結する形式です。その見開きで、

1)テーマを「鉄則」という形で提示
2)例文
3)例文の解説
4)「鉄則」のまとめ

という形をとって、各ステップの最後に練習問題を解きます。
本当に、初歩の初歩から説き起こしていくので「理屈好き」の人にはうってつけの参考書です。

なぜレ点をうつのか、なぜ一、二点を打つのか。

そうしたところもきっちりと説明してあります。また、英語と比較しながら文構造を説明していくため、理解もしやすいです。文構造を中心に説明していくために、上・下点の説明が全110ページのうち、ほぼ半ばの44ページに書かれています。普通は、レ点や一・二点と一緒に書かれており、それが本書の独自性といえるでしょう。

再読文字、前置詞、語気詞、関係代名詞、名詞の動詞化、倒置など様々な文法項目が開設されていますが、欠点もあります。

文法的説明を重視したために、特にステップ2以降は習熟するための例文が少ない

という点です。初心者用を意識した作りであるにも関わらず、これは片手落ちというべきでしょう。同じ著者の他の参考書があるとはいえ、もったいない所です。

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