2012.03.26

読解・作文トレーニング小4




【 テキストについて 】

出口汪氏の「論理エンジン」の小学生版です。中学受験生は出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編が終わったら、このテキストに進みましょう。
 
出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編は対話形式と共に、別冊の「答えとくわしい考え方」がありましたが、こちらは演習編のため、解説は必要最小限のものしかありません。ただし、演習編だけあって問題のページ数が181ページと、かなりの量です。
 
とはいえ、同じ文章をちがった問題形式で出題したり、様々な角度から何度も学習したことを復習させる、問題配置の仕方はよくできています。
  
合計八章からなり、各章が5ステップで構成されています。各章は次のようになっています。
 
 第一章 一つの文の成り立ち
 第二章 言葉と言葉、文と文のつながり
 第三章 書くことの第一歩
 第四章 登場人物の気持ちを読み取る(1)
 第五章 すじ道を理解する
 第六章 登場人物の気持ちを読み取る(2)
 第七章 ひゆ・ぎ人法と詩・きゃく本
 第八章 四年生の復習
 
出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編を使用した小学生であれば無理なくすすめられるはずです。とはいえ、やはり解説が少ないために、つまづいた所を「なぜそれではだめなのか」と答えられません。自学自習をするには少々難があるので、お父さんやお母さんが一緒についてやる必要があると思います。それが出来ない場合は思い切って家庭教師などの指導者に頼んでみるというのも一つの方法でしょう。
 
 
【 使 用 方 法 】

まずは解説や問題文を音読しましょう。解説ははじめの時点では何を言っているのかわからないかもしれません。当然、初めて出てくる言葉の使い方に戸惑うこともあるでしょう。でも、それは問題演習を通じて体得していきますので、気にしなくてもいいです。
 
解説を音読する目的は、「これから何を学習するのか」ということの意識付けです。それができれば大丈夫です。ボクは実際に生徒に教える場合、解説の音読の後、具体例を用いながら簡単に補足説明をしています。
 
さて、問題文の音読です。これは最低2回は行いましょう。音読の大切さとその効用はここで改めて詳述しませんが、実際に生徒とのやり取りで思うのは、
 
 1)音読をすることでその子の詰まっている所が明らかになる
 2)音読がすらすらと出来ない状態では問題は解けない

といった所です。黙読では、指導者も問題の○×に終始せざるを得ません。ところが、音読をさせることによって、単語の意味がわからないのか、文節の切り方がわからないのかといったことが明らかになります。そうすることで、その子の弱点を指摘し、修正していくことが可能となります。読解・作文トレーニングは、たとえ○×に終始してもそれなりの効果が得られるよう作られてはいますが。

読解・作文トレーニングで取り上げられている文章はどれも名文であり、該当する学年のお子さんには是非読んでおいてもらいたいものです。できる限り、その全てを理解してもらえれば、今後の読書につながっていきます。

あと、出口汪の新・日本語トレーニングとは異なり、解答が別冊になっていないのが難点です。思い切って切り取って、ホッチキスで止めるなどして用いましょう。
 
では、まとめます。
  
 1)解説文と問題文を音読(問題文は最低2回)
 2)問題を解く
 3)解答、解説で答え合わせ
 4)解説文と問題文を再度音読
 
以上をステップごとに繰り返していきます。各章のステップ5はその章のまとめなので文章が長いですが、頑張って音読していきましょう。
 
一日1ステップ進めるとして、五日で一章分ができます。残りの二日は復習としてそのステップの文章を再度音読しましょう。そうすると、約二ヶ月で終了することになります。
 
そして、復習として一日2ステップを目標に二回転目に入りましょう。最初は出来ていなかった問題が解けることが実感できるでしょう。二回転目は約一ヶ月で終了しますから、計3ヶ月で終了することになります。


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2012.03.25

くもんの中学基礎がため100%中学国語 文法編

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塾で教えていて、中学生が苦手意識を持ちやすい分野があります。

1)国語文法
2)古文

定期テストの場合は国語文法がダントツ一位で、受験の場合は古文がダントツ一位です。その配分にはカラクリがあります。

受験では、国語文法よりも古文が重要視される

ためです。受験の場合は、志望校や地域によっては全く文法が必要なくなることがあります(大阪府の場合は、一年に一問出るか出ないかという程度です)。しかし、公立高校入試で「内申点」というシステムが重要視される以上、定期テストで良い点を取る必要はあります。

大半の中学生が苦手意識を持っているということは、逆に言えば、「差をつけやすい」分野です。

学校の授業をしっかりと聞いていれば、
塾の授業をしっかりと聞いていれば

問題ないのですが、学校の授業も塾の授業も、文法にはそれほど時間をかけられないというのが実情です。結局…

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2012.03.24

ことばはちからダ!現代文キーワード 河合出版

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【 テキストについて 】

現代文を読む際の重要語を精選した用語集です。
 
たとえやイラストを多用することで、わかりやすく説明してくれます。かといって軟派なつくりではありません。実際の出題例や問題を配置することで入試レベルに引き上げられるようにしています。構成としては、
 
第一章 読解語(20語)ー基礎的な体力をつけるー
第二章 テーマ語(5テーマ)ー読めば栄養になるー
第三章 重要語1(32語)ーこのあたりが差をつけるー
第四章 重要語2(36語)ー余裕の読解へー
 
となっています。

第一章では身近な例を用いて読者を導き、解説、そして(必要があれば)イラストでまとめます。そして実際の入試問題での出題例とその解説をしています。最後に○×形式の問題を出すことで知識の定着が図れます。
 
第二章では、「近代」をめぐる五つのテーマを説明していきます。少々難解かも知れませんが、ページ下部に用語の説明や参照ページもあるので、頑張って読んで頂きたい所です。
  
第三章、第四章は、1ページ1語(と関連語)でテーマ別に解説しています。
 
現代文の評論で当たり前のように出てくる用語を詳細に解説した良書です。
 
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2012.03.23

田村のやさしく語る現代文 田村秀行著 代々木ライブラリー

田村のやさしく語る現代文―代々木ゼミ方式田村のやさしく語る現代文―代々木ゼミ方式
田村 秀行

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【 テキストについて 】

代々木ゼミナール元講師の田村秀行氏の入門者向け参考書です。構成としては二部に分かれています。
 
第一部→入試現代文とはなにか?
    入試現代文で必要な文法項目
     
第二部→5題の長文演習を通じて解法を身につける
 
といったものです。書名通り、読者に語りかけてきます。受験生が使う最初の現代文参考書として最適です。

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2012.03.22

出口汪の新日本語トレーニング(2(基礎国語力編 下))

出口汪の新日本語トレーニング―基礎国語力編(下)出口汪の新日本語トレーニング―基礎国語力編(下)
出口 汪

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出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編(上)の続編です。上巻で身につけた、主語と述語、文の要点などを元に、
  
文章の要点
そのために必要な、文と文をつなぐ「接続」の考え方
 
を身につけていきます。構成としては、

ステップ6  文章の要点
ステップ7  長い文の要点
ステップ8  正確な文を書く
ステップ9  接続語と指示語
ステップ10 総合演習
 
となっています。題材は芥川龍之介の短編『蜘蛛の糸』と『杜子春』です。どちらも皆さん一度は教科書などで読んだことがあるかも知れませんが、果たして文法を意識して読んできたでしょうか?

内容を知っている文章だからこそ、文法を意識して読むことで、新たな発見があるはずです。(ちなみに、恥ずかしながら、ボクは『杜子春』はこの参考書で初めて全て読みました…)

問題文の音読はかならずしましょう。はじめに音読したときと、問題を解いたあとの音読は全く違ってくるはずです。それを実感してください。

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